大村知事へのリコールを巡る署名偽造事件で、河村たかし市長はリコール運動の関係者20人以上から聞き取りした独自調査の中間報告を明らかにしました。

河村市長:
「署名簿を不正にということを、話し合われたようですね」

 中間報告によりますと、去年10月上旬「リコールの会」の関係者が集まり、不正署名について話し合いが行われたとの複数の証言を得られたということです。

 また「リコールの会」関係者が東京の業者から名簿を購入。10月下旬頃から不正署名に母印を押していたとの証言を得られたとしています。

 ただ、河村市長は具体的に誰が話し合いに参加したかなどについて、警察の捜査が進んでいることを理由に明らかにしていません。

 一方、河村市長自身や個人事務所は「去年7月下旬以降『リコールの会』内部の会議に呼ばれなくなった」などと訴え、改めて不正への関与を否定しました。