三重県は7日、新型コロナウイルスのこれまでの陽性者で新たに51人に変異ウイルスの感染が確認されたことを明らかにしました。変異ウイルスの感染者の累計は104人となりました。

 県によりますと、3月下旬から4月上旬に発症した新型コロナウイルスの感染者の中から63人に変異ウイルスのPCR検査を実施したところ、新たに51人に感染が判明したということです。

 県内の変異ウイルス感染者の累計は104人となり、これまでに1人が亡くなっています。

 104人の年代別の内訳は10歳未満が2人、10代が3人、20代が60人、30代が14人、40代が5人、50代が10人、70代が5人、80代が5人です。

 また、3月29日から4月4日の間に判明した新型コロナウイルスの新規感染者は135人いましたが、このうち72人に変異ウイルスのPCR検査をしたところ60人が陽性だったということです。

 今回感染が分かった51人については今後、国立感染症研究所に検体を送り、変異ウイルスの型などが調べられます。