岐阜県では8日、新たに18人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。また変異ウイルスに関連した新たなクラスターも発生しています。

 岐阜県では8日、10歳未満から80代の男女18人に新型コロナウイルスの感染が確認されたほか、既に感染が判明していた患者9人に変異ウイルスの感染がわかりました。

 これまで職員2人に感染が確認されていた富加町の職場では、新たに職員6人の感染が判明し、県は新たなクラスターに認定しました。県によりますと、このクラスターでは8人のうち6人に変異ウイルスの感染が確認されているということです。

 このほか、可児市と各務原市の職場に関連したクラスターでは新たに3人に感染が判明し、このクラスターは16人に広がっています。

 古田知事は8日の会見で、県内の感染状況が第4波に入ったとの認識を示したうえで、県民に対しまん延防止等重点措置が適用される関西圏など感染拡大地域への移動の自粛を求めました。