三重県では12日、新たに18人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染がわかったのは、四日市市や鈴鹿市などに住む10歳未満から60代の18人です。

 津市に住む10代の女性は津市消防本部の職員で、すでに感染がわかっている県警本部鑑識課の警察官と同居する家族です。濃厚接触者として検査を受けて陽性が判明しました。この女性は鈴鹿市にある県の消防学校へ4月6日から入校し、寮生活をしながら研修を受けていたため、県は一緒に研修を受けていた消防職員や教官、合わせて70人ほどの検査を進めています。

 四日市市に住む10歳未満から30代の男女5人は、クラスターになっている4月3日に市内で開かれた親族が集まっての食事会に参加していました。

 5人の中には市内の学校に通う中学生と高校生が含まれていて、市はそれぞれが登校していた学校で接触があった生徒ら合わせて70人ほどの検査を進めています。この食事会には20人が参加していて、感染者は12人になりました。

 三重県の12日時点の病床使用率は41.8%で、感染者は2997人です。