三重県では13日、新たに23人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。また、変異ウイルスは新たに3人の感染が判明しました。

 新型コロナウイルスの感染が新たにわかったのは、四日市市や松阪市などに住む10歳未満から80代の23人です。

 このうち松阪市の60代の男性は、クラスターになっている市内の飲食店の利用客で、12日に検査を受けて陽性が判明しました。この店での感染者は7人になり、県などは同じ日に店を利用した客3人の検査を進めています。

 松阪市の50代男性は、クラスターになった店の利用客で感染した2人と別の飲食店に一緒に行っていたため、検査を受けて陽性が判明しました。

 四日市市の40代男性は、クラスターになっている親族が集まって開かれた食事会に参加していて、11日に検査を受け、陽性が判明しました。この食事会では、参加者20人中13人の感染が判明しています。

 13日は、入院していた70代の男性が11日に亡くなったことも発表され、県内の死者は74人になりました。

 また、13日は新たに10代から30代の男女3人に変異ウイルスの感染がわかりました。3人は3月下旬から4月上旬に陽性になった患者で、海外への渡航歴や不特定多数との接触はないということです。

 三重県の13日時点の病床使用率は41.6%で、感染者は3020人になりました。