三重県では14日、新たに29人に新型コロナウイルスの感染がわかりました。また、新たに79人に変異ウイルスの感染も判明しています。

 感染がわかったのは、10歳未満から80代の29人で、内訳は松阪市が7人、四日市市と桑名市が6人などとなっています。

 松阪市民病院のクラスターでは、同じ病室で入院していた80代の男性3人に感染が判明しました。このクラスターは、病院職員や入院患者などあわせて12人となりました。

 松阪市の飲食店のクラスターでは、50代の男性客に感染が判明しました。このクラスターは、経営者と客のあわせて8人となりました。

 四日市市の親族間で開かれた食事会のクラスターでは、東員町の10歳未満の女の子に感染が判明し、このクラスターは14人になりました。

 また、14日はこれまでに確認された患者で、新たに79人に変異ウイルスの感染が判明し、累計で195人となりました。

 三重県の鈴木知事は「20代、30代が多かったが全ての世代で変異株に変わってきている印象がある。感染力が高いとすれば危機感と警戒感がある」と話しています。