三重県では22日、新たに68人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。1日あたりの新規感染者が60人を超えるのは初めてで、2日続けて過去最多です。

 感染がわかったのは、四日市市や名張市などの10歳未満から80代の68人です。

 四日市市の10歳未満から50代の男女7人は、市内の障害者施設の職員と入所者で、すでに感染がわかっている職員の接触者として検査を受けて陽性が判明しました。この施設での感染者はこれで8人になり、県は61例目のクラスターとして調査を進めています。

 またクラスターになっている亀山市のエイチワン亀山製作所では、新たに従業員3人の感染が確認され、この工場での感染者は29人になりました。県は再検査も含めて工場の従業員約200人を検査することにしています。

 また、川越町では男子中学生の感染もわかり、県は学校の生徒など約40人の検査を進めています。

 そのほか、鈴鹿市や桑名市の職員、いなべ市の保育園児3人などの感染もわかっています。

 変異ウイルスには新たに30代、50代、60代の男性3人が感染していたと発表されました。

 三重県の22日時点の病床使用率は54.3%で、感染者は3337人になっています。