三重県では23日、新たに67人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。また変異ウイルスには新たに1人が感染していたことが判明しました。

 感染がわかったのは、四日市市やいなべ市などの10歳未満から90代の67人です。

 クラスターになっている四日市市内の障害者施設では、10代から70代の入所者15人に感染がわかりました。職員などの感染をうけて検査を別の建物に広げたところ、新たに陽性が判明したということです。この施設での感染者は23人となり、残りの職員4人の検査が進められています。

 ほかにも、四日市市の小学生の女の子2人は、それぞれの母親や父親が感染したため、検査を受けて陽性がわかりました。市は2人が通うそれぞれの学校の児童ら合わせて約80人の検査を進めています。

 また入院していた80代の男性が22日に亡くなったと発表され、県内の死者は76人になりました。

 変異株にはこれまでの陽性患者の中から、新たに50代の女性が感染していたことがわかりました。

 三重県の23日時点の病床使用率は53.3%で、累計の感染者は3404人になりました。