岐阜県では23日、新たに41人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が確認されたのは0歳から90代の41人です。

 大垣市の高齢者福祉施設の関係者に広がっているクラスターでは、既に感染が確認されていた利用者の同居家族ら7人が新たに陽性とわかりました。このクラスターは28人になりました。

 変異ウイルスへの感染者は新たに4人発表されましたが、いずれも他の変異ウイルスの感染者との接触は確認されておらず、詳しい感染経路は分かっていません。

 また23日は入院していた80代女性が亡くなったことも発表され、県内の死者は130人になりました。

 感染拡大を防ぐため、岐阜県は23日「まん延防止等重点措置」の適用を国に要請することを決めた上で、独自の非常事態宣言を発出することを発表しました。

 期間は4月26日から5月11日までで、岐阜市、大垣市、多治見市、関市、美濃加茂市、土岐市、各務原市、可児市、瑞穂市の9市の飲食店等に午後8時までの営業時間短縮を要請しました。