様々な分野で長年功績があった人たちに贈られる「春の褒章」の受章者が発表されました。

 東海3県で今年、春の褒章を受章するのは61人と4団体です。

 このうち、愛知県知立市で50年以上瓦葺職人を続けている矢野敏平さん(69)。矢野さんは全国の寺社建築を多く施工するなど伝統文化の保護に努め、後進の育成にも積極的に取り組んだとして黄綬褒章を受章します。

矢野さん:
「五十・六十洟垂れ小僧といいまして、やっと70歳になってから自分の道が分かってくる。まだ私も若い衆と一緒になって勉強させていただいています」

 受章者への伝達は5月、各県の県庁などで行われます。