岐阜県では28日、新たに56人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が確認されたのは0歳から90代の56人です。

 これまでに従業員や利用客3人に感染が分かっていた岐阜市の接待を伴う飲食店では、別の従業員や利用客ら5人に感染が確認され新たなクラスターに認定されました。

 また、岐阜市の酒類を提供する飲食店と接待を伴う飲食店の2店舗にまたがる新たなクラスターも確認され、それぞれの従業員や利用客合わせて7人が感染していることが公表されました。

 28日はこれまでの感染者8人に変異ウイルスの感染が判明していて、県によりますと4月25日までの1週間に確認された患者のうち、75.3%が変異ウイルスに感染していたということです。

 こうした感染状況を踏まえて、古田知事は28日午後、国に対し「まん延防止等重点措置」の適用を正式に要請しました。