新型コロナワクチンの個別接種について、名古屋市の河村市長が28日、名古屋市医師会を訪れ協力を依頼しました。

河村名古屋市長:
「ワクチン接種の予約をなるべく早く開始していただけると、市民の不安も解消されるので非常にありがたいと思っております」

 河村市長は28日、名古屋市医師会の服部達哉会長と面会し、5月24日の週から始まる新型コロナワクチンの個別接種について協力を依頼しました。

 来院した患者に「仮予約書」を発行する仕組みを提案しましたが、服部会長は保険診療に当たらないか、東海北陸厚生局と擦り合わせる必要があるとして回答を保留しました。

 市の医師会所属の医療機関では、市長の呼びかけで個別接種の問い合わせの電話が急増したため業務に支障が出ていて、市は電話せず受診の際に併せて相談するよう軌道修正しています。