ドラゴンズのOBでプロ野球解説の山本昌さんが26日、東海テレビ『ニュースOne』に出演し、打線が低迷するドラゴンズに2018年1月亡くなった元監督の星野仙一さんの教えを提言しました。

 10年ぶりの優勝を目指すドラゴンズ。しかしなかなかチャンスで打てず、開幕して1カ月で首位阪神とのゲーム差は7.5に(4月29日時点)。昌さんが考える、今のドラゴンズに必要なこと、そして理想のスタメンを聞きました。

 昌さんが「必要」として提言したのは『開幕1カ月で選手を見極めろ』という、故・星野仙一さんの教え。

 星野さんは立浪和義さん(現プロ野球解説者)がルーキーの時、開幕からずっと起用していましたが、「1カ月は黙って見る、その時に成績が出ていなければ俺が色々考える」という方針だったといいます。

 昌さんはドラゴンズの現状を「ピッチャーは頑張っているが、打線が湿りがちで借金が増えている」とした上で、「見極める時期は過ぎた。入れ替えるのか、我慢して起用するのか、首脳陣が色々な決断をする時」と提言。

 2軍から呼びたい選手として、長打力がある新外国人選手のガーバー選手、足を使える岡林選手、ケガから復帰した石川昂弥選手を挙げました。

 昌さんがスタメンにあげたメンバーがこちら。

1.中 大島
2.右 岡林
3.左 ガーバー
4.一 ビシエド
5.三 高橋周
6.二 石川昂
7.遊 京田
8.捕 木下拓
9.投

 阿部選手や平田選手について「調子が良ければ絶対にチームに欠かせない存在だが、この1カ月調子が上がらない」とし、岡林選手・ガーバー選手・石川選手をスタメンに。「楽しみで夢があるオーダー。戦力的にもいいんじゃないか」と話しています。