ゴールデンウィークの人出は、やはり例年と比べて大幅に減りました。名古屋市は6日、ゴールデンウィークにあたる4月29日から5月5日までの主な施設の人出を発表しました。

 事前予約制を導入した東山動植物園で2019年と比べ76.7パーセント減のおよそ5万7000人、名古屋城は87.3パーセント減のおよそ2万1800人と軒並み大幅に減りました。

 また市バスと地下鉄の利用者数も、およそ474万2100人と2019年と比べて5割以上減りました。新型コロナ対策で愛知県に「まん延防止等重点措置」が適用され、外出を自粛する人が多かったとみられます。

 市はゴールデンウィークの人出の調査を例年実施していますが、去年は新型コロナの感染拡大に伴う緊急事態宣言が出て大半の施設が休業したため、調査を実施していません。