岐阜県は新型コロナのPCR検査を全自動で行う検査装置「cobas8800」を、全国の自治体で初めて導入しました。

 cobas8800は通常、手作業となっているPCR検査の多くの工程を自動化する装置で、全国の自治体で初めて岐阜県に導入されました。

 岐阜県の1日当たりの検査能力はこれまで最大300件でしたが、装置の導入で検査時間が短縮でき、1080件まで向上します。

 また、変異ウイルスへの感染についても調べることができるということです。

 6日は装置の操作を確認する訓練があり、視察に訪れた古田知事は「スピード化や職員の負担軽減など色々な効果が期待できる。これからフルに力を発揮してもらいたい」と話しました。

 cobas8800の運用は5月中旬から始まります。