岐阜県では7日、新たに129人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。1日に確認された新規感染者数としては過去最多です。

 感染が確認されたのは10歳未満から90代までの129人で、1月9日の105人を上回り、過去最多の人数です。

 これまでに感染が分かっていた多治見市の40代男性と女性、10歳未満の女の子の家で、5月1日にバーベキューをした知人ら7人に7日感染が判明し、県はこの10人をクラスターに認定しました。

 この他に岐阜市の酒類を提供する飲食店に関連した感染、大垣市や本巣市の職場での感染についてクラスターが3つ確認されています。

 また、これまでに確認されていた関市の職場のクラスターでは、職員ら15人の感染が新たに判明しました。クラスターは23人に広がっています。

 7日は入院していた大垣市の90代女性が亡くなったことも発表されています。

 変異ウイルスについてはこれまでに判明した陽性患者5人に感染が新たにわかりました。

 県内の病床使用率は6日時点で48.3%となっていて、7日にもステージ4の基準50%を上回ることが確実となっています。