緊急事態宣言の発令が決まったことを受け、愛知県は酒類やカラオケを提供する飲食店への休業要請などの対策を正式に決定しました。

大村知事:
「5月末までになんとしても(緊急事態宣言)解除に向けて、感染拡大を抑え込んでいきたいと考えております」

 愛知県の対策本部会議では県内すべての飲食店への午後8時までの営業時間短縮の要請や、酒類やカラオケを提供する飲食店への休業要請などを盛り込んだ緊急事態措置が正式に決定されました。

 緊急事態宣言は5月12日から31日までで、他にも期間中県内の学校に対して修学旅行など宿泊を伴う行事を中止や延期することなどを求めます。

 また、会議では医療関係者から「今の状況でギリギリ通常の医療を保てている。重症者数の増加がこれから一番懸念される」と今後の医療体制への危機感が示されました。