愛知県岡崎市の旧東海道沿いで、江戸時代の俳人・松尾芭蕉ゆかりの『むらさき麦』が色付き、見ごろを迎えています。

「ここも三河むらさき麦のかきつばた」

 旅の途中に立ち寄った松尾芭蕉が、一面に広がるむらさき麦の畑を俳句に詠んだ、旧東海道の藤川宿。

 今年も地元の市民グループがおよそ1.2ヘクタールにむらさき麦を作付けし今が見ごろです。

 このむらさき麦は6月初旬に刈り取られ、近くの道の駅で販売するうどんやパン、地ビールなどの材料として使われます。