名古屋市は11日、新たに174人に新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。1日の新規感染者数としては4番目の人数で、火曜日としては過去最多です。

 名古屋市が新たに新型コロナへの感染を発表したのは、10歳未満から90代までの175人です。

 年代別では30代が43人と最も多く、次いで20代32人、40代25人となっています。

 これまでに50人の感染者が出てクラスターとなっている医療機関で、50代の女性職員の感染が確認されました。

 さらに市内の別の医療機関でも入院患者と職員合わせて22人が感染していたことが判明し、近く愛知県がクラスターに認定する見通しです。
 
 市内で307床確保されている新型コロナ病床は、ほぼ満床状態が続いているということです。

 また11日は、入院していた高齢の感染者が亡くなったことも発表され、市の死者数は302人になりました。

※5月14日に名古屋市が、5月11日発表の患者に重複があったとして175人を174人に訂正したため、人数を修正しています。