岐阜県では12日、新たに134人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。1日に確認された新規感染者数としては過去最多です。またゴールデンウイーク中のバーベキューに関連したクラスターが複数確認されています。

 感染が確認されたのは10歳未満から80代までの134人です。134人は1日に確認された新規感染者数としては5月7日の129人を上回り、過去最多です。

 大垣市や下呂市ではゴールデンウイークにバーベキューを行った複数の家族にまたがるクラスターが3つ確認されました。

 この他にもゴールデンウイークに連日接触していた若者のグループや、飲食を共にした親族など、4つのクラスターも新たに認定されています。

 バーベキューに関連したクラスターが多数確認されたことについて、県の担当者は「大人数での長時間の飲食は、屋内外問わず感染リスクが高いため避けてほしい」と話しています。

 12日は入院していた各務原市の80代男性と岐南町の80代女性が亡くなったことが発表されました。

 また、これまでの感染者11人に変異ウイルスの感染が判明しました。県内の病床使用率は、11日時点で58.9%です。