名古屋市は13日、新たに269人に新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。名古屋市の1日の発表数としては過去最多です。

 名古屋市が新たに新型コロナへの感染を発表したのは、10歳未満から90代までの269人です。

 年代別では20代が72人と突出して多く、次いで30代の49人、40代の41人となっています。半数近い131人が感染経路が不明です。

 クラスターでは、これまでに26人の感染者が出ている医療機関で、80代の女性患者の感染が判明しました。

 他にも12人の感染が確認されていた高齢者施設で職員3人に、11人の感染者が出ていた市内の職場で1人に感染がわかりました。

 13日の269人は、名古屋市が1日に発表する数としては前日12日の257人を上回り、過去最多です。

 市内の新型コロナ病床は、12日19時の時点で確保されている307床のうち、85パーセント以上が埋まる「満床状態」が続いています。