愛知県豊明市の藤田医科大学が14日、ロボットの遠隔操作で手術の実証実験をしました。

 14日、愛知県豊明市の藤田医科大学と大学の岡崎医療センターを結んで行われた手術支援ロボット「ヒノトリ」を使った実証実験。大学に設置したロボットをおよそ30キロ離れた岡崎医療センターで医師が操作しました。

 自在に動くロボット…。操作をしているのはモニターに映る医師です。14日は胃がんを想定した手術が行われ、タイムラグや操作に問題がないかを確認しました。

藤田医科大の宇山教授:
「名古屋から出向かなくても最良の医療を患者に提供できる遠隔手術は、可能性を秘めた技術だと考えております。遅延はほぼゼロと考えていい」

 今後、安全性の確認を繰り返し、実際の患者への手術を目指します。