うな丼8百食を医療従事者に無償提供したウナギ店…「1千食目指して」2百食をひとり親家庭にプレゼント
新型コロナで生活に苦しむひとり親家庭に、名古屋のウナギ店が贈る粋なプレゼントです。
炭火でこんがり焼いた三河一色産のウナギ…。香ばしい匂いがたちこめます。名古屋市昭和区にある「うなぎ家比呂野」。13日は配達用のうな丼づくりに追われていました。届ける先は…。
広野さん:
「ひとり親の方が仕事を失ったりとか、仕事をしたくても仕事が見つからないということを聞きまして、ぜひうちのウナギを食べて元気になってもらえたらと思いまして」
長引くコロナ禍で生活に苦しむひとり親家庭に、少しでも元気になってもらいたい…。そんな思いから、今週中に合わせて200食分のうな丼を贈ることにしたのです。
実はこの店では今年1月から、近くの病院に勤める医療従事者にうな丼800食を無償で提供していました。
広野さん:
「これだけ喜んでもらえるんだったら、1000食目指して頑張りたいなと思いまして」
5月10日に続き、ひとり親家庭を支援する名古屋市内の団体を通じ、シングルマザーの家庭に届けられました。
愛知県母子寡婦福祉連合会の担当者:
「明日からの仕事とか生きていく元気がもらえたと言ってもらえたので、本当にありがとうございました」
広野さん:
「やった甲斐がありました」