注意されてもそのまま続けるBBQ客目立つ…3度目の緊急事態宣言 発令後初の週末も人出減少効果は限定的
愛知県に3回目の緊急事態宣言が出されてから初めての週末となった15日。各地の人出を見てみると、効果は限定的だと言わざるを得ない状況です。
名古屋市千種区の平和公園。4月12日からバーベキューを禁止しています。宣言後初めての土曜日も、公園内では30組ほどのグループがテントやテーブルを出してバーベキューをしていて、名古屋市の職員が中止するよう要請。
しかし、注意されてもそのまま続ける人の姿が目立ちました。
名古屋市新型コロナ対策室の担当者:
「感染リスクが高まる行動というのをお控えいただきたい」
名古屋市中区の栄では宣言発令前よりも人出は減りました。しかし、デパートが休業し地下街・セントラルパークも臨時休業となった一度目の緊急事態宣言の時と比べると、効果は限定的と言わざるを得ません。
目抜き通りも地下街も、普段の週末よりは人出は少ないものの、現在の新型コロナの感染状況に見合う緊張感は見られませんでした。
40代男性:
「これだけあるので慣れましたね」
80代男性:
「よっぽど厳しくやらん限りは、みんな(外に)出ていきますよ」
「まん延防止措置」が出されている三重県の伊勢神宮では、県をまたいでやってきた参拝客も見られました。
山梨から来た男性:
「泊まるのは泊まるんですけど、ここだけで帰るので」
大阪から来た男性:
「たまには出てこないと、神経がまいってしまうからね」
3度目の緊急事態宣言、改めて1人1人の気の引き締めが求められます。