三重4区の自民党・三ツ矢憲生衆議院議員が体調不良を理由に、今期限りで政界を引退する意向を固めたことがわかりました。

 三ツ矢議員は伊勢市出身の70歳で、国交省の航空局監理部長を退任後、2003年の衆院選で初当選したのち、これまで6回当選、第二次安倍内閣では外務副大臣を務めるなどしました。

 関係者によりますと三ツ矢議員は、持病の悪化による体調不良を理由に次の衆院選には出馬せず、政界を引退する意向を周囲に伝えたということです。

 三重4区にはいずれも新人で立憲民主党の元・三重テレビアナウンサー・坊農秀治さん(49)、共産党の中川民英さん(53)がそれぞれ立候補を表明していて、自民党は候補者擁立を模索しています。