岐阜県では19日、新たに132人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。また1人が亡くなったことが発表されたほか、県内で初めて20代の患者が重症となりました。

 感染が確認されたのは0歳から100歳以上までの132人です。

 これまで職員と利用者4人の感染が分かっていた岐阜市の高齢者福祉施設では、新たに職員と利用者合わせて11人に感染が判明し、県がクラスターに認定しました。

 これまで関市や可児市などで確認されていた4つのクラスターが、それぞれの感染者同士の接触が確認されたことから、1つのクラスターに集約され、関係する感染者の合計は100人となりました。クラスターの人数が100人となるのは県内では過去2番目の規模です。

 また新たに基礎疾患のない20代の患者1人が重症となったことが分かりました。県内で20代以下の患者が重症となるのは初めてです。

 19日は入院中だった岐阜市の70代女性が亡くなったことが発表され、県内の死者は累計で146人となりました。