三重県では19日、新たに50人に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。また、これまでの陽性患者142人に変異ウイルスへの感染が判明しています。

 感染が分かったのは四日市市や鈴鹿市などに住む10代から80代までの50人です。

 四日市市の高校では、男子生徒2人に感染が判明しました。この高校では17日に別の男子生徒1人の感染が分かっていて、濃厚接触者として生徒と教職員あわせて51人が検査をしていましたが、残りの49人は陰性でした。高校は17日と18日は臨時休業していましたが、これ以上の感染の広がりはないと判断し19日からは再開しています。

 19日は入院していた60代女性が、18日に亡くなったと発表され、県内の死者数は累計で98人になりました。

 また、これまでの陽性患者で142人が変異ウイルスに感染していたことが発表されました。県内の変異ウイルスの感染者は、累計で966人になりました。

 三重県の19日時点の病床使用率は43.7%で、重症者は12人です。