岐阜県では22日、新たに82人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が確認されたのは10歳未満から90代までの82人です。

 恵那市の職場や瑞穂市の学校などであわせて3つのクラスターが新たに確認されました。

 瑞穂市では、特別支援学校職員の40代男性の家族4人にこれまでに感染がわかっていましたが、校内で接触があった24人を検査したところ、10代の男子生徒が新たに陽性となりました。

 これで感染者が5人となったため、クラスターになりました。男子生徒は男性職員が指導する運動部の部員で、県は新たに部員10人を検査するとしています。

 22日は岐阜市の90代女性が亡くなったことも発表され、県内の死者は150人になりました。

 また中濃地域の中濃厚生病院では、一般患者向けに使用していたICUを急きょ新型コロナの重症患者に使って対応していて、県の担当者は「一般医療にも影響が出始めている。21日は感染者が100人を切ったが、重症患者の受け入れは逆に厳しくなっている」などと話しています。