新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないなか、国や自治体が企業に対し出勤の削減を求めていますが、愛知県職員の出勤は2割の削減にとどまっています。

 県によりますと、緊急事態宣言の発令後、5月12日から19日までの間、県職員の勤務状況を調査したところ、在宅勤務と休暇を取得した職員を合わせた割合「出勤削減率」は19.9%にとどまりました。

 また、定時の午前8時45分から出勤時間をずらす「時差出勤」については、50.2%で実施していました。

 県は緊急事態宣言の発令前から県内企業に対し、テレワークなどにより7割の出勤削減を求めていますが、担当者は「感染状況は厳しいので、引き続き目標に達するよう取り組みたい」としています。