愛知県は24日、新たに280人が新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表しました。新規感染者が300人を下回ったのは18日ぶりです。

 感染がわかったのは10歳未満から90代の280人です。内訳は名古屋市127人、豊田市22人、西尾市20人、岡崎市19人、春日井市10人、一宮市8人、常滑市と刈谷市5人、豊橋市と小牧市、稲沢市4人、長久手市、日進市、岩倉市、扶桑町、北名古屋市、知多市、安城市、蒲郡市が3人などとなっています。

 新規感染者が300人を下回ったのは、5月6日以来18日ぶりです。

 春日井市の60代男性はすでにクラスターに認定されている市内の高齢者施設の関係者で、このクラスターは21人になります。

 24日は、一宮市の施設に入所していた高齢者ら新たに4人が亡くなったことが発表され、県内の死者は720人になりました。

 大村知事は県内の医療機関が民間検査機関BLMに委託したPCR検査による判定ミスが相次いだ問題で、検査結果を誤った84人中、愛知県がすでに感染者として公表していたのは38人だったと発表しました。

 内訳は県所管分が12人、名古屋市分が20人、豊田市分が4人、豊橋市と岡崎市がそれぞれ1人で、既にそれぞれの感染者の発表からは除外されています。

 残りの46人は県が感染者と発表する前にミスが見つかるなどしたということです。