名古屋市は障害者手帳を持つ人に優先してワクチンの接種券を発送します。

 新型コロナで重症化するリスクが高いことから、国は基礎疾患がある人を高齢者に次ぐワクチンの優先接種の対象者にしていますが、自治体には住民の健康状態の情報がないため、該当者をどう選別するかが課題になっています。

 27日、名古屋民主市会議員団から要望を受けた名古屋市は、既に把握している障害者手帳を持つ65歳未満の人に対して、一般に優先して接種券を送ることにしました。

 対象者はおよそ6万人で、市の担当者は6月中にも発送したいとしています。

 民主市議団はあわせて保育園や幼稚園、学校の教職員にもいち早く接種できるよう要望していて、市は検討に入りました。