新型コロナワクチンの集団接種会場で、55人分の個人情報が載った名簿を、スタッフが誤って訪れた人に渡していました。

 名古屋市によりますと、26日午後7時頃、新型コロナワクチンの集団接種をしていた守山区役所の講堂で、2回目の接種の予約受付を担当していたスタッフから、名簿の一部が無いとの報告がありました。

 無くなったのは6枚ある名簿のうちの5枚目で、55人分の氏名と生年月日、電話番号が記載されていました。

 午後7時半ごろ、接種を受けた人の家族から受けとった書類の中に名簿があったとの連絡があり、26日のうちに回収したということです。

 書類に次回の接種日時などを書き込んだ後、誤って名簿も渡してしまったということで、市は今後、紙の名簿ではなくタブレットを使って2回目の接種の予約を受け付けることで再発防止を図るとしています。