愛知県は28日、新たに382人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。また死者は13人で、愛知県内での1日に発表される死者としては4日連続で10人以上となっています。

 28日新たに感染が分かったのは10歳未満から100歳代の382人です。

 内訳は名古屋市が159人、春日井市24人、一宮市17人、岡崎市16人、豊橋市15人、小牧市と豊田市が11人、安城市10人、稲沢市9人、刈谷市7人、瀬戸市と北名古屋市が6人、豊明市と岩倉市、碧南市、西尾市が5人などとなっています。

 豊明市の70代女性は、クラスターに認定された市内の高齢者施設の関係者で、このクラスターは14人になりました。

 また、28日は瀬戸市の90代男性や愛西市の70代男性など、すでに感染が判明していた男女13人が亡くなったことも発表されました。愛知県では25日以降、4日続けて1日の死者の発表が10人以上となっています。

 また重症者数は103人となり、初めて100人を上回りました。

 大村知事は28日夕方の記者会見で、「医療状況はひっ迫している厳しい状況と認識せざるを得ない」とした上で「緊急事態宣言により感染者を減らし、ワクチン接種に結び付けたい」と述べました。