新型コロナワクチン接種の打ち手不足を解消するため、名古屋市で30日、歯科医師に向けた接種の実技研修が行われました。

 ワクチン接種の実技研修を受けたのは、ウェブ研修を受けて、その後のテストに合格した愛知県歯科医師会に所属する歯科医師およそ500人です。

 研修を修了した歯科医師はワクチン接種者として認定され、口腔外科などの指導医のもと、筋肉の盛り上がりを再現した腕のモデルを使い、注射針を刺す位置などの指導を受けました。

 愛知県と愛知県歯科医師会は、今後7月にかけて複数回の研修を実施する予定で、早ければ6月中に出動可能な体制が整うということです。