名古屋市は、避難所の開設状況や混雑の度合いの情報を発信するWEBサイトを開設しました。

 名古屋市が1日からWEB上での運用を開始した「災害時最寄りの避難所開設情報」。大雨や洪水、津波の際一時的に身を寄せる指定緊急避難場所や、一定期間避難生活を送る指定避難所について、開設状況や混雑の度合いの情報を発信するサイトで、市のホームページなどからアクセスできます。

 新型コロナ対策で密の回避が求められる中、去年9月の台風10号では被害が大きかった九州地方で特定の避難所に人が集中。別の避難所への移動を求めるケースがあったことから、国が情報の発信について対応策を取るよう通知していました。

 名古屋市のサイトは、平時でも指定緊急避難場所などの確認ができるようになっています。