64歳以下への新型コロナのワクチン接種で、名古屋市が保育士への優先接種を検討していることがわかりました。

 市によりますと、対象となるのは市内の保育園や幼稚園、特別支援学校で働く保育士や教職員らおよそ1万8000人で、市外に住む人も含まれます。

 市内では、これまでに園児や職員が感染したことで休園した市内の保育施設は118か所あり、このうち5月は35か所にのぼっていました。

 市はクラスターを防ぐために保育士らに優先的に接種する意向で、7月中にも開始したい考えですが、具体的な時期や場所は今後検討していくということです。