愛知県での新型コロナワクチンの大規模接種は、7日から接種の枠が1000人分増え、1日当たり3000人規模で進められています。

 7日朝、小牧市の施設のロータリーに集まった高齢者。

73歳の小牧市民:
「駐車場から歩かなきゃいけないから、シャトルバスが一番最短距離で降ろしてもらえると思ったので。(会場で)迷ってもいけませんしね」

 向かった先の県営名古屋空港ターミナルビルでは、名古屋市と春日井市に加え、7日から小牧市の高齢者も大規模接種の対象に。

 7日は小牧市の高齢者など1998人に接種を予定。これまでの倍となる1日2000人規模での運用が始まりました。その背景には…。

(リポート)
「こちらは看護師ブースとなっていまして、こちらも看護師ブースと続いて、ここからは歯科医師ブースに切り替わっていますね」

 会場では、6日から歯科医師も加わり接種体制が強化。7日も歯科医師6人が派遣され、接種するブースの数も2割増えました。さらに…。

(リポート)
「待合席にはほとんど誰も座っておらず、皆さん来たらすぐにブースの方に流れていって、スムーズに接種を受けていますね」

応援の看護師:
「(今日で)10回目くらい。朝の9時から接種していて、1時間半で20名ちょっと超過した感じで。手際は良くなりましたかね」

 大規模接種もスタートから3週目となり、誘導から接種までスムーズになったことも接種人数が倍になった理由です。

接種を受けた70歳の小牧市民:
「本当にスムーズで良かったです。ここだと早くできるということだったので、予約で一番早い日にちを取りました」

接種を受けた73歳の小牧市民:
「やっぱり日にちの早さ、ここが一番早かったものだから。だいたい1時間くらいで帰れますね」

愛知県がんセンター病院の伊東医師:
「1000人から2000人に今日からなったんですけれど、特に滞りなく進んでいるかと思います。今後のワクチンの普及に関して、大きなサポート、手助けになるんじゃないかなと思います」

 愛知県の大規模接種は、もう1つの会場の藤田医科大学と合わせ、これで1日当たり3000人規模に。今後は豊山町や日進市などにも対象を広げて進められます。