愛知県犬山市の山田拓郎市長が、文部科学副大臣と会談し、「国宝犬山城」を世界遺産に登録できるよう、国にアピールしました。

 愛知県犬山市の山田拓郎市長は、国宝・松本城と松江城がある長野県松本市と、島根県松江市の市長と共に、9日、丹羽秀樹文部科学副大臣とオンラインで会談。

 世界遺産登録のために必要な、暫定リスト入りに向けアピールしました。

 今年3月、文化庁の審議会は暫定リストを見直す方針を示していて、犬山市をはじめ、新たに登録を目指す自治体などは期待を寄せています。

山田犬山市長:
「このタイミングでしっかり3市でお城の価値を発信していく。3市の連携をしっかり強めていく」

 犬山市は、既に世界遺産に登録されている姫路城や、単独で暫定リスト入りしている彦根城とともに、国宝5城を「近世城郭の天守群」として一体的な世界遺産登録を目指しています。