愛知県は9日、新たに246人が新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表しました。県内の重症者数は92人と依然高い水準で、大村知事は感染対策の徹底を呼びかけています。

 感染が分かったのは10歳未満から90代までの246人です。内訳は名古屋市96人、豊橋市36人、豊田市16人、岡崎市12人、小牧市9人、一宮市7人、春日井市6人、豊川市5人、犬山市、稲沢市、半田市、刈谷市が4人などとなっています。

 岡崎市の20代女性は、すでにクラスターに認定されている岡崎市民病院の看護師で、このクラスターは25人になりました。

 9日は、入院していた春日井市の80代女性など8人が亡くなったことも発表され、県内の死者は866人になりました。

 大村知事は9日夕方の記者会見で、8日時点での重症者が92人、重症者用の病床使用率が63%と依然高い水準にあるとして、引き続き感染対策を徹底するよう呼びかけました。

 また職域接種について9日正午時点で、県などに申請したの62の事業所で、そのうち20はトヨタ自動車やその系列企業だということです。