三重県は、秋に開催する国体の参加選手に対し、自己負担でPCR検査を義務付ける方針です。

 三重県では今年秋に「三重とこわか国体」と「三重とこわか大会」が開かれます。三重県によりますとこれらに出場する選手や監督らあわせて3万1000人に対しPCR検査を義務付ける方向で日本スポーツ協会などが調整を進めているということです。

 三重県に入る72時間以内に検査を求め、費用は自己負担になる見通しです。

 三重県の担当者は「競技中はマスクを外さざるを得ないので、無症状の人もいる中で選手の安全を守るためにも検査は必要」としていて、検査場所や費用の支援について最終調整しています。