名古屋市は、新型コロナワクチンの保育士などへの優先接種について、7月から会場をパロマ瑞穂スタジアムに限定して始めることにしました。

 名古屋市が7月からパロマ瑞穂スタジアムでワクチンを優先接種するのは、市内の保育園や幼稚園などで働く保育士ら教職員合わせておよそ1万7000人です。

 既に園に対して希望を募り始めていて、今後接種券の準備と日程調整を進めます。

 市は10日にパロマ瑞穂スタジアムでの集団接種を10月までひと月延長し、人数も延べおよそ24万人まで増やす方針を示していて、保育士らへの接種を実施しても高齢者への影響はさほどないとみています。

 また、パロマ瑞穂スタジアムで接種するモデルナ社製のワクチンの方が、個別接種や他の集団接種で使用するファイザー社製のものより現状は確保しやすい実情もあるということです。