名古屋市は、新型コロナワクチンを災害対応などにあたる消防団員に優先的に接種すると発表しました。

 名古屋市は11日、公明党市会議員団からの要望を受け、災害対応などにあたる消防団員に新型コロナワクチンを優先的に接種すると発表しました。

 対象となるのは市内におよそ5200人いる消防団員で、県営名古屋空港ターミナルビルの大規模接種会場で、6月17日、19日、20日の3日間、最大1700人に接種します。

 すでに消防団員には接種の案内が順次送られています。

 大規模接種会場では現在、高齢者への接種が進められていますが、夕方や夜の時間帯に予約が空いていることから、午後3時以降に予約枠が設定されました。

 名古屋市では保育園や幼稚園に勤める保育士などに対しても、7月からパロマ瑞穂スタジアムで優先接種を始めます。