名古屋市は、10日に新型コロナウイルスワクチンを集団接種会場で接種した2人が、副反応が疑われる症状で救急搬送されたと発表しました。

 名古屋市によりますと救急搬送されたのは、10日にそれぞれ別の集団接種会場で新型コロナワクチンを接種した60代の男女です。

 男性は接種後の経過観察中に、動悸や血圧が上がったため、医師の指示に基づいて救急搬送されました。女性は、全身の震えなどの症状が出たということです。

 2人ともその後症状は治まり、入院せずに帰宅したということです。名古屋市の集団接種会場で副反応が疑われる症状で救急搬送されたのは、これで4人になりました。