中部経済連合会などの経済団体は17日、愛知県に対し、新型コロナワクチンの職域接種を推進するよう要望しました。

 要望したのは、中部経済連合会と愛知県経営者協会で、幹部が17日愛知県庁を訪れ、新型コロナワクチンの職域接種を推進するよう求める要望書を提出しました。

 要望書は、職域接種を検討している企業からの意見をまとめたもので、「自前の産業医だけでは打ち手が足りない」として、医師・看護師らスタッフの支援などを求めています。

 県からは「医師会に声をかけて、職域接種の手伝いができるスタッフがいれば紹介する」と回答があったということです。

 愛知県では17日時点で209件、およそ88万5000人分の職域接種が申請されています。