愛知県は18日、新型コロナワクチンを接種しない人に強制や差別が起きないよう配慮を求める通知を出しました。

 通知は大村知事名で18日付で出され、県内すべての市町村と経済団体などに、新型コロナワクチンを接種しない人への配慮を求めています。

 接種は任意であり、希望しない人への強制や差別、不利益な扱いが起きないよう求めているほか、国や県が設置している相談窓口も紹介しています。

 愛知県では17日時点で、1回目の接種を終えた65歳以上の高齢者の割合が51.49%と人口上位10都道府県のうちトップで、6月21日の週からは順次、企業や大学の職域接種が始まる予定です。

 18日正午時点で、愛知県内では237件99万8687人分の職域接種が申請されています。