三重県では21日、新たに5人の新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染がわかったのは、四日市市や志摩市などに住む10歳未満から50代までの男女5人です。

 名張市の50代女性は県内の幼稚園で働く職員で、同居する家族が感染したため、19日に検査をして陽性が判明しました。女性は17日までは幼稚園へ出勤していたことから、県は接触があった園児ら40人の検査を進めています。

 四日市市の40代男性は、15日から頭痛や全身に倦怠感があったため、20日に検査を受けて陽性がわかりました。19日までは名古屋市内の会社に出勤していたため、名古屋市が職場の同僚らの接触状況を調査しているということです。

 21日は入院していた四日市内市の60代男性が、20日に亡くなったことが発表され、県内の死者は110人になりました。

 三重県の21日時点の病床使用率は13.3%で、累計の感染者数は5171人です。