名古屋大学など、愛知県の6つの大学などが共同で新型コロナワクチンの職域接種を実施します。

 発表によりますと、共同で職域接種を実施するのは、名古屋大学や名城大学など5つの大学と豊田工業高等専門学校で、対象は学生と教職員です。

 名古屋大学の豊田講堂を会場に、1日あたり最大1500人規模で進め、学生の予約を優先しながら教職員と合わせて4万人に接種する予定です。

 職域接種を巡っては、政府は申請の受付を25日午後5時までで一時停止するとしていますが、名古屋大学などは6月16日に既に申請を済ませていて、7月中旬から2カ月ほどで接種を完了させたい考えです。

 名古屋大学は「ワクチン接種を加速させ、学生に1日も早く安心してキャンパスライフを送ってもらいたい」としています。