職域接種が本格化する中、24日はガス給湯器などの製造販売を行うパロマでも始まりました。打ち手となる医療従事者を、ある工夫で確保して職域接種を実現していました。

 愛知県清須市の工場で始まったパロマの職域接種。午後1時ごろから40人を対象に実施されました。

 工場から300メートルほどの距離にある、愛知医療学院短期大学と合同で実施。従業員とその家族およそ1200人だけでなく、学生らも接種の対象となっています。

 さらに、会場の医師や看護師らも、短大と併設するクリニックなどの医療従事者です。

パロマの担当者:
「われわれは職域接種をやるにあたって、ワクチンを接種していただく医療関係者の確保をどうするかと。そこで、日頃からお付き合いのある愛知医療学院短期大学の方に協力を求めました」

 職域接種を実施するうえで大きな課題となるのが、医療従事者の確保と1000人以上という規模。パロマ側は医療従事者の確保という課題を協力することでクリアしたわけですが、学校側にとっては…。

愛知医療学院短期大学の石川学長:
「われわれの学校も小さな学校ですので、大規模学校みたいに職域接種が受けられなかった。ワクチン接種を早くできるということで、われわれにとっても非常に助かった思いで便乗させていただきました」

 接種の対象となる学生はおよそ300人だったため、規模の問題をクリア。地域の企業と学校が連携することで実現した職域接種。早い時期に接種を受けられることになり、病院での実習を控えた学生は…。

接種を受けた学生:
「安心感はあります」

別の学生:
「周りがコロナだと怖いことが多いので、すごく安心して(実習に)行けます」

 パロマ清洲工場では、25日からは従業員らも対象となり、本格的に接種がスタートします。