30日、名古屋市は市議会議員が新型コロナに感染し、濃厚接触の疑いがある市議8人が自宅待機になったと発表しました。

 名古屋市議会事務局によりますと、感染が判明したのは名古屋民主の奥村文悟市議で29日、委員会に出席したあと、夜に自宅で発熱。検査の結果、新型コロナの感染が確認されました。

 名古屋市議会は現在6月定例会の会期中で、本会議場で奥村市議の近くの席に座っていた市議などあわせて8人が濃厚接触の疑いがあるとして自宅待機となりました。

 これまでに体調不良を訴えている市議はいないということです。

 名古屋市は庁舎内を消毒した上、30日に予定していた6つの委員会をすべて延期しています。