三重県では2日、新たに6人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。7日続けて10人を下回っています。

 感染がわかったのは、四日市市や鈴鹿市などに住む10代から60代までの男女6人です。

 県内の高校に通う伊勢市の男子生徒は、29日に同居する家族の感染がわかったため、翌日に検査を受けてその後、陽性が判明しました。男子生徒に症状はなく、家族の感染が判明する29日までは登校していたことから、県は学校の生徒や職員など合わせて83人の検査を進めています。

 伊賀市の20代女性は、県内の会社に勤務していて、27日に発熱などの症状が出たため、30日に検査を受けて陽性が判明しました。

 女性は症状が出た後、29日までは会社に出勤していたことから、県は職場の同僚10人などの検査をしています。

 三重県の2日時点の病床使用率は13.3%、累計の感染者は5247人です。